淡路島2 | 22:22 |
2日目の朝。
宇宙から雨が落ちてくるのを、
地上に届かせまいと、
この分厚い雲がせき止めているように見える。
頑張れ、と思った。
頑張ってくれたからではないのは、
重々分かっているけど、晴れた。
良かった。
毎月やっているという朝市に行き、
ちりめんを購入。
じゃんじゃん試食させてくれるので、
買わなければいけないような気がして(もちろん、おいしかったです!)、
買うと言ったら、とても大きな声と跳ねるような抑揚で、
「はいー!あーーーーまーす!」と言って、
スコップで豪快に袋に詰めてくれた。
お嬢ちゃん、かわいいから!と、たっぷりめだそう。
そのお嬢ちゃんも気圧されたのか、
まんまるな目をさらに丸くして、
消え入るような声で「ばいばい」と言い、
ひらひら手を振っていた。
おもしろいし、おいしいし、良い買い物。
それから、大塚国際美術館に寄って、
急いで見て回って、帰宅。
この旅で、また日本を離れて暮らしていく
心づもりができた。
大仰な言い方だけど、毎度毎度、
えいっ!と気合い入れて切り替えることが、
私の場合、とても重要。
あ、そういえば、7年前に見損ねた風車を、
また見損ねてしまった。
次回、、、もしあれば、絶対見に行く。
淡路島1 | 22:22 |
両家で小旅行、淡路島へ。
初日は生憎の天候で、
行った先の「淡路ファームパーク イングランドの丘」では、
どしゃぶりすぎて何もできず、
コアラと、他の動物たちを少し見ただけで出てしまった。
娘は、コアラよりも好きなミミズクに、
「ねえ、お名前は?」と聞いて、
嬉しそうにしていたし、
大人たちはコアラの生態について少し詳しくなったのと、
天真爛漫な娘(孫)を見てほのぼのしたので、良しとする。
ただ、何がいるんだろう?と、
檻の中をじーっと凝視したあとで、
「この檻には何もいません」という看板を見つけた時の虚無感。
あれは、ちょっとなあ、、、。
引き伸ばしていたゴムが、指からするりと抜けて、
パチン!とはじかれてしまったような、
かすかな痛みと、軽い敗北の気付きの様。
でもそのあとに、皆で笑うからそれもまた良しとする。
(つまりは、大人全員でひっかかったのだった。)
そして久しぶりに、お酒を飲んだ。
3年くらいぶりだったのだけど、
むちゃくちゃおいしい、、、!
お酒がしみて、細胞が「ああ、これこれ」と言うので、
そうだった、そうだった、
私お酒が好きなんだったと
思い出した。
また機会があれば。
大喜び | 22:22 |
友人家族と、高知県にある、
アンパンマンミュージアムへ。
子供たちもさることながら、
大人も楽しめる美術館でした。
絵も字も優しいのは、やっぱり人柄なのだろうな。
優しく在りたいなあ、、、。
とどめたいこと | 22:22 |
最近よく行く、満濃池森林公園。
平日はほとんど誰もいない。
帰り道で、「楽しかったなあ」と言うと、
「また行こうね」と返ってきた。
いつから、会話ができるように
なったんだろう。
ずっと一緒に居るのに、日を特定して、
思い返せない。
手をにぎる強さも、ずっと強くなっている。
いつの間にか、が多いのは、
色々と見落としているのと、
その瞬間を覚えていられないのとだけれど、
私の場合、圧倒的に後者の方が多い。
記憶よ、とどまれー、と思うのだけど、
海馬のどこかにひっかかって、
しがみついたとしても、
思い起こせぬまま、落ちていくのだろうなあ。
かいもん | 22:22 |
ねこちゃんのバッグを持って、
「かいもん」に行くと言う。
「いちば」に行くらしいので、止めて、
「マルナカ(地元のスーパー)にしよう」と勧めた。
ねこちゃんの中身は、
財布に、手帳、携帯(、、、に似たゴルフ用の機器、Shot Navi)。
何となく合っている。
「もうふ」や「おうたのほん」は、
重いから、私が持つらしい。
良くお分かりで。
まみれ | 22:22 |
娘が、畑でひととおり暴れたあと、
まるでこのために長靴を履いたかのような、
したり顔で水たまりに入り、(本当は畑に入るために履いた)
石を取ったり、入れたり、
葉っぱを取ったり、入れたりしたあとで、
漫画みたいに、ごろりんとひっくり返り、
大仰に「あちゃー」と言う。
そうなることを、当たり前に分かっていた私は、
落ち着き払って風呂場に連れて行き、
丸ごと洗ってやった。
風邪をひきませんように。
黄金の縁取り | 22:22 |
夕暮れ時に、光が雲を縁取って見えるのが好きで、
偶に見つけると、小さく「やった!」と思う。
***
娘が「あったかいぶよぶよ、いーい?」と一言断ってから、
私の腹部に乗ってくる。
それから、「わあ、かわいい」とか、
「おいしそう!」などと言って、
お腹をつついたり、ひっぱったり、
あるいは顔をくっつけたりするのだけど、
(顔をどこかにくっつけることを、ぺたちん、もしくは、ぺたちんするという)
いくらかわいいと言われても、
「あったかいぶよぶよ」とは、ほとんど失言である。
お正月に太ってしまった。
お正月 | 22:22 |
久しぶりに会った、はとこのお兄ちゃんと、
仲睦まじく。
2人で水晶を掘り当てているらしい。
なんのこっちゃ。
***
年々、子供の頃に感じていたお正月らしい雰囲気を
感じなくなっている。
自分が大人になったせいなのか、
(家族形態の変遷や、お年玉をあげる立場云々)
買い物に不自由しなくなったせいなのか、
(まとめ買いなどをせずとも、1日から開いているスーパーが沢山)
大掃除を分散してやるようになったからなのか、
(夏の方が汚れが落ちやすいなどと言って)
色々と思いあたる理由があるのだけど、
子供の頃から変わらないお雑煮を食べると、
「やっぱり今現在はお正月なのだよ」と、
おもちに肩をたたかれて、改めて説かれている気がする。
白みそとあんこもちのお雑煮が、
しみじみおいしい。
納得するほかないのだった。
2012 | 22:22 |
年が明けました。
友人のところに、鐘をつきに行ったのだけど、
やあやあと立ち話をしていたら、
つかずして日付が変わっていて、
昨年の煩悩を持ち越してしまった。
ああ。
同じく、つきに来ていた同級生に
久しぶり(8年ぶり!身長が伸びていた)に会い、
またやあやあと立ち話をして帰る。
今年も良い年にしよう。
皆健康でありますように。
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